第6回 研究提案募集(RFP)結果について
更新日:2020年11月20日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
宇宙探査イノベーションハブ
2020年6月1日から7月10日まで実施しました第6回研究提案募集(RFP: Request for Proposal)に対して、
121件の研究提案をいただき、JAXA(外部有識者、技術専門家含む)での選考の結果、
34件※0(課題解決型6件※0/アイデア型26件/チャレンジ型2件)を採択致しました。(下記表参照※1)
採択された研究提案については、採択先とJAXAで研究計画を作成、契約を締結した後、研究を開始※2することを予定しております。
今回のRFPへ応募頂きました方、関係者の皆様には御礼申し上げます。
※0 結果保留の案件があり、確定次第、本文・本表を更新し反映します。
※1 当該情報については、公表範囲について採択先と調整がつきましたものから、随時本表を更新し反映します。
※2 研究計画・契約調整の結果、採択者及びJAXA間で条件の合意に至らなかった場合等は研究を行わない事があります。
採択提案一覧
| A.課題解決型(5件) | B.アイデア型(27件) | C.チャレンジ型(2件) |
このページのトップに戻る。
| 研究テーマ | 企業・機関名 | 提案者名 | 共同機関名(予定) |
|---|---|---|---|
| (01)建設機械のいなし・ならい挙動の実現/自動・自律型探査技術 | |||
| 力制御機能を有した建設機械の研究開発 | ヤンマーホールディングス株式会社 | 杉浦 恒 | - |
| (02)自動制御のための位置計測・推定技術/自動・自律型探査技術 | |||
| カメラ可視光通信を用いた非GNSS利用広域高精度測位 | カシオ計算機株式会社 | 飯塚 宣男 | - |
| (3)小型・可搬型の地下水分センサ/地産地消型探査技術 | |||
| 月面探査と土木建築でのデュアルユースを視野に入れた次世代型の中性子水モニタの開発 | 理化学研究所 | 榎戸 輝揚 | 聖マリアンナ医科大学/立命館大学/ソイルアンドロックエンジニアリング株式会社 |
| (4)大気中及び閉鎖空間における低濃度CO2の高効率な回収・貯蔵・利用技術の開発/地産地消型探査技術 | |||
| 低濃度CO2の低コスト分離・濃縮・貯蔵・利用装置の開発 | 九州大学 | 星野 友 | 調整中 |
| (5)資源循環社会に向けた自立循環型水耕栽培システム/地産地消型探査技術 | |||
| 閉鎖型生物残渣高速液化技術と環境浄化型養液栽培技術の確立 | デリカフーズ株式会社 | 有井 雅幸 | 株式会社メディカル青果物研究所/菱熱工業株式会社/産業技術総合研究所/千葉大学 |
| ※(6)セミドライフォグ水耕栽培システムにおける噴霧制御の自動化/地産地消型探査技術 | |||
| セミドライフォグ栽培システムにおける噴霧制御の自動化※ | 株式会社いけうち | 彦坂 陽介 | 中村牧場合同会社/大阪府立大学 |
※研究課題(6)は応募資格を第4回RFPアイデア型研究実施機関に限定し募集
採択提案一覧 <B.アイデア型>
このページのトップに戻る。
| 研究テーマ | 企業・機関名 | 提案者名 | 共同機関名(予定) |
|---|---|---|---|
| (7)移動ローバの動的経路計画のためのSLAM技術の研究/広域未踏峰探査技術 | |||
| 路面情報に基づくSLAM技術と動的経路生成のための組込実装技術の研究 | 三菱電機株式会社 | 関 真規人 | - |
| (8)小型ロボットを用いた到達困難な領域からの新しい物質採取手法の研究/広域未踏峰探査技術 | |||
| 不定形物質サンプルの複段採取を実現するトーラス型分収納ハンド機構の開発 | 東北大学 | 多田隈 建二郎 | 株式会社小野電機製作所 |
| (9)軽量かつ展開・収納可能な機構の研究/広域未踏峰探査技術 | |||
| 月面有人与圧ローバ用太陽電池パドル及びアンテナへの適用を想定した扇子型展開機構による軽量かつ再収納可能な展開機構の研究 | 株式会社テクノソルバ | 中村 和行 | オリガミ・イーティーエス合同会社 |
| (10)軽量かつ高強度な繊維電線の研究/広域未踏峰探査技術 | |||
| 従来の金属線からなる信号用電線(アルミ電線)を軽量化かつ高強度とする繊維電線の研究 | 株式会社KANZACC | 南口 博 | 古河電気工業株式会社/福井県工業技術センター |
| (11)メンテナンスフリー超軽量懸架機構/自動・自律型探査技術 | |||
| - | - | - | |
| (12)小型・軽量で可搬性の高い岩石破砕工法/自動・自律型探査技術 | |||
| - | - | - | |
| (13)新たな3Dプリンティング技術/地産地消型探査技術 | |||
| レーザー加熱による月面模擬砂を用いた建設材料の作製 | 公益財団法人レーザー技術総合研究所 | 藤田 雅之 | 大阪大学/株式会社大林組 |
| (14)現地の資源や不要物を効果的に利用するプロセス技術/地産地消型探査技術 | |||
| バイオベースCFRPと真空対応型ケミカルリサイクルシステムの開発 | 京都府立大学 | 宮藤 久士 | 森林研究・整備機構 森林総合研究所 |
| (15)現地資源や不要物質を用いた放射線遮蔽材料/地産地消型探査技術 | |||
| 宇宙線に対し高い遮蔽能を有する“特殊”BASHFIBER®(及び繊維構造体)の開発 | 新日本繊維株式会社 | 深澤 裕 | 量子科学技術研究開発機構(QST)/伊藤忠商事株式会社/住友商事株式会社 |
| (16)水資源リサイクルのための殺菌技術/地産地消型探査技術 | |||
| 養液ゼロエミッション型水耕栽培システムの実現に資するパルス電界印加法を応用した殺菌技術の開発 | 北里大学 | 古川 隼士 | 大分工業高等専門学校 |
| 植物工場に使用する養液の自動殺菌およびその技術を組み込んだ養液再生システムの研究 | 島根大学 | 浅尾 俊樹 | 関西電力株式会社/株式会社米子シンコー |
| (17)果菜類収穫自動化のための実用化研究/地産地消型探査技術 | |||
| - | - | - | |
| (18)持続的かつ地産地消型の食料生産を目指した藻類等・動物細胞リサイクル培養システムの構築/地産地消型探査技術 | |||
| 持続的・地産地消型の食料生産を目指した「藻類・動物細胞リサイクル培養システム」の構築 | 東京女子医科大学 | 清水 達也 | インテグリカルチャー株式会社 |
| (19)CO2の高度利用に資する電気化学的アミノ酸合成プロセスの研究/地産地消型探査技術 | |||
| CO2を炭素源とする電気化学的アミノ酸合成プロセスの開拓 | 九州大学 | 山内 美穂 | 株式会社ナノメンブレン |
| (20)次世代分光技術を利用した高精度・リアルタイム・簡便なガス分析の研究開発/地産地消型探査技術 | デュアルコム分光による多成分ガスの高精度・リアルタイム分析技術の開発 | 産業技術総合研究所 | 稲場 肇 | - |
| (21)宇宙トイレにおける便の集結・移送技術に関する研究/共通技術 | |||
| 宇宙トイレのための蠕動ポンプを用いた革新的混合搬送・処理システムの開発 | 中央大学 | 中村 太郎 | - |
| (22)艤装性に優れた高性能MLI技術/共通技術 | |||
| 艤装性に優れた液体水素貯蔵タンク等向けMLIの高性能化 | 栃木カネカ株式会社 | 松本 一昭 | 株式会社カネカ/三菱重工業株式会社/大成建設株式会社 |
| (23)推薬液化エネルギーを低減する冷凍技術の研究開発/共通技術 | |||
| 推薬液化エネルギーを低減する磁気冷凍技術の研究開発 | 物質・材料研究機構 | 神谷 宏冶 | 株式会社ispace/ 住友商事株式会社/ 高砂熱学工業株式会社 |
| (24)ボイルオフガスおよび冷凍機の活用による推薬貯蔵システム効率向上化の研究/共通技術 | |||
| 高効率熱交換チューブとボイルオフガス/冷凍機ループによるタンク冷却システム | 東海国立大学機構 名古屋大学 | 杵淵 紀世志 | - |
| (25)液化水素流量計測技術/共通技術 | |||
| 液化水素流量計測技術の開発 | 岩谷産業株式会社 | 辻󠄀上 博司 | - |
| (26)複合材等による液体酸素、液体水素貯蔵系の軽量化/共通技術 | |||
| 薄膜ニッケル電気めっきを施した複合材による液体水素、液体酸素貯蔵系の軽量化 | 株式会社IST | 石橋 利幸 | - |
| (27)革新的熱輸送部材の実現/共通技術 | |||
| 高結晶性グラファイトを用いた熱輸送部材の開発 | パナソニック株式会社 | 鶴田 崇 | - |
| (28)高性能光学新規材料の実現/共通技術 | |||
| 宇宙環境に適合した高機能熱硬化性光学材料の最適化検証および関連光学部品の開発 | 吉川化成株式会社 | 獅山 尚史 | - |
| (29)効率的な滅菌、除染のための基盤技術の確立/共通技術 | |||
| 可搬型大気圧プラズマ表面消毒装置の開発とその効果を簡便に目視判定する新しいバイオロジカルインジケータの提案 | 九州大学 | 中野 道彦 | - |
| 人と環境とに完全に安全無害な高速低温酸素プラズマ滅菌器 | 株式会社ウドノ医機 | 佐藤 侑央 | 九州大学 |
| (30)革新的水電解技術の実現/共通技術 | |||
| 沸騰連結効果の最大化 ~高効率水電解に向けて~ | 九州大学 | 伊藤 衡平 | - |
| (31)持続可能な防塵または除塵性能を有する機構または表面の研究/共通技術 | |||
| 持続可能な防塵または除塵性能を有する機構または表面の研究 | 株式会社ニデック | 磯貝 尚秀 | - |
| (32)ワイヤレス通信・センサハーベスタによる搭載用超小型集積化アレーアンテナの研究/共通技術 | |||
| 月面洞窟内作業ロボットへの無線電力伝送に向けたGaN整流素子の適応検討 | 名古屋工業大学 | 分島 彰男 | - |
| (33)有人月面探査に向けたマニピュレーション技術/民生ロボット技術 | |||
| 環境との衝突・接触を許容できる遠隔操縦ロボットによる器用作業の研究 | 株式会社本田技術研究所 | 宇治野 竜馬 | - |
このページのトップに戻る。
| 研究テーマ | 企業・機関名 | 提案者名 | 共同機関名(予定) |
|---|---|---|---|
| (34)TansaXチャレンジ研究 | |||
| 外皮と床が即時展開されるベースキャンプとその内部緑化空間の構築 | 東京大学 | 佐藤 淳 | プランツラボラトリー株式会社 |
| 「塊状アルミニウム-水」ハイブリッド燃焼を用いた推進系の開発 | 東北大学 | 齋藤 勇士 | 東京大学/株式会社Pale Blue |
