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研究提案募集(RFP)について
宇宙探査イノベーションハブでは、我が国の産業界や大学とともに革新的な宇宙探査技術の共同研究を行い、将来的な宇宙探査への応用を目的としつつも、地上での事業化/イノベーション創出の実現性に重点を置く「デュアルユーティライゼイション」を方針として事業を進めています。
通年で行っている皆様からの情報提供要請(RFI : Request for Information)の結果をもとに技術課題(研究テーマ)の設定をし、研究提案募集(RFP : Request for Proposal)を実施します。
公募時期については事前にこちらのwebサイト上でご案内します。またTwitterでも告知しておりますので、フォローされることをおすすめします。
研究の実施タイプ
実施タイプ | 目標 | 研究期間 | 研究費 |
---|---|---|---|
課題解決型 | 目指す技術(革新性、地上におけるニーズ等)が明確なもの、研究終了後3年をめどに事業化を目指す | 最長3年(36か月)以内 | 総額3億円以下 |
アイデア型 | 技術革新や有効性が期待できる未知の技術やアイデアを発掘する | 最長1年(12か月)以内 | 総額 500万円以下 |
チャレンジ型 | 特定の課題にとらわれず、挑戦的なアイデアを募集する | 最長1年(12か月)以内 | 総額 300万円以下 |
過去の研究提案募集
研究の流れ
ステップアップについて
アイデア型研究
研究期間終了後に評価を行いますが、研究成果が宇宙探査に係る技術課題の解決に繋がると評価され、事業化実現性(研究終了後3年での事業化の見込み)も認められる場合は、課題解決型研究として改めて研究課題を設定・募集します。その場合の提案者はアイデア型研究の実施者に限定します。
チャレンジ型研究
研究期間終了後に評価を行い、当該技術の地上での事業化及び宇宙適用の可能性が認められる場合は、アイデア型研究又は課題解決型研究として改めて研究課題を設定・募集します。
事業化について
課題解決型研究は、応募時より地上における事業化構想が明確に示される研究であることを考慮された研究提案を募集いたします。そのため共同研究開始後、提案者が事業化計画書を作成し、研究成果の事業化構想についてもJAXAと検討・共有しながら共同研究に取り組んでいただきます。共同研究終了後は、企業等が主体となり事業化に取り組んで頂くことを期待しています。
フォローアップ研究について
共同研究終了後、主に宇宙適用に向けて技術成熟度を高めるため、共同研究先と引き続き研究を行います。なお、ステップアップにより引き続き研究提案募集(RFP)の枠組みで行う共同研究は除きます。
宇宙実証について

各研究において顕著な成果を上げ、早期に宇宙での活用が見込めるものについては、本共同研究とは別の枠組みで宇宙での実証を実施することを検討しています。
宇宙探査イノベーションハブの宇宙実証第1号の「長距離空間光通信を実現する光通信モジュールに関する研究」は2019年9月に国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に設置され、様々な成果を生み出しています。