「研究提案募集」の よくある質問と回答(Q&A)

2020年6月9日改定
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
宇宙探査イノベーションハブ

「研究提案募集(RFP)」につきまして、これまでお問い合わせいただきました質問とその回答で、 多くのみなさまに関係するものを「よくある質問と回答(Q&A)」として公開いたします。 なお、個人の特定を避けるため内容の一部を変更しておりますのでご了承ください。
ご提案に際し、ご参照いただけますようよろしくお願いいたします。

カテゴリー別に探す

研究提案書について

質問01:

研究提案書(別添1)の「2.(2)応募課題名」の欄に、複数の課題を書いてよいですか?

回答01:

研究課題ごとに評価させていただくことから、複数課題への応募を希望されます場合は、応募される課題ごとに研究提案書の作成・ご提出をお願いいたします。

質問02:

研究提案書を英語で作成してよいですか?

回答02:

原則、日本語での作成をお願いしています。

質問03:

研究提案書の提出に際して、競争的資金のように所属機関の認証や公印が必要でしょうか?

回答03:

研究提案書の提出に際して、機関の認証や公印の押印は不要です。ただし、特に課題解決型では事業化を見据えた構想・計画をたてていただくことから、選考の過程において機関の承認状況を確認する場合があります。

質問04:

研究提案書のページ数に制限はありますか?

回答04:

研究提案書はA4サイズ用紙10枚程度を目安としてください。また、研究提案書とは別にA4用紙10枚程度までを目安として補足資料を添付することができます。

質問05:

研究提案書の様式に青字で記載されている注意事項は、消去してよいですか?

回答05:

はい、提出の際には削除してください。

研究計画について

質問01:

研究期間に12ヶ月以内(又は36ヶ月以内)とありますが、開始時期はいつですか?

回答01:

原則として契約締結日からとなります。第6回RFPでは2020年10月からとして想定ください。
ただし、契約締結前のJAXA研究者との研究計画作成や契約手続きの進捗によっては、実際の研究開始時期は遅れる可能性があります。

質問02:

研究期間「36ヶ月」で契約した場合の研究期間はどのようになりますか?

回答02:

ただし、契約は年度毎に更新を行うため、初めの契約を2020年10月に締結した場合下記のようになります。

  • 1年度目2020年10月~2021年3月
  • 2年度目2021年4月~2022年3月
  • 3年度目2022年4月~2023年3月
  • 4年度目2023年4月~2024年9月

なお、具体的な研究期間は採択後の調整により決定いたします。
また、原則、年度毎に研究成果・進捗状況を評価して、研究の継続可否を判断いたします。場合によっては、計画等の見直しを求めることがあります。

質問03:

課題解決型の提案は「事業化構想を実施する予定の者(企業(団体を含む))が研究体制に含まれていること」とありますが、企業の参加は必須ですか?

回答03:

課題解決型の提案の選定において、研究体制で事業実施者が明確になっていることなどの視点を含め事業化実現性が評価されます。

質問04:

研究実施体制において大学が代表となってもよいですか?

回答04:

代表が大学でも構いません。ただし、課題解決型については将来の事業化を見据えた研究開発のため、事業化を行う企業が主体的に参加しているかが評価の視点のひとつとなります。また、採択された後には、企業が中心となり事業化計画などを検討いただきます。

研究費について

質問01:

一つの研究課題に対して複数の提案が採択される場合、研究費の上限額はどうなりますか?

回答01:

研究課題(資料1)に記載しております課題解決型の研究資金総額は、その研究課題における研究費総額の上限となります。複数の提案が採択される場合には、複数の提案で上限額を分割することがあります。 一方、研究課題(資料1)に記載しておりますアイデア型/チャレンジ型の研究資金総額は、採択数にかかわらず応募研究提案ごとの上限額となります。

質問02:

研究提案で、高額な機械等(例:建設機械)の調達を研究費に計上してよいですか?

回答02:

その機械が課題解決に必須の場合は計上することが可能です。ただし原則、所有権はJAXAが持つこととなります。 また、その機械を実証のためのプラットフォームとして利用する等の場合は、リース等をご検討ください。

質問03:

一般管理費(間接経費)は計上できますか?またその率はいくらですか?

回答03:

研究費には一般管理費(間接経費)を計上することが可能です。その率は直接経費の10%を上限としており、一般管理費にも消費税が賦課されます。 また、研究課題(資料1)の【研究資金】に記載している額は、一般管理費(間接経費)を含む上限額(消費税込み)となっています。

質問04:

研究費の対象に人件費がありますが、社員(研究員)の人件費も対象になりますか?

回答04:

正規雇用社員でも、研究に直接かかわる方の人件費は、従事割合に沿った額を計上できます。

その他

質問01:

競争的資金等他の研究資金と重なった提案を応募してよいですか?

回答01:

競争的資金等他の研究資金と重なった研究は認められません。 競争的資金等他の研究資金を申請もしくは申請予定がある場合は当該情報を明記の上、明確に区分けをした提案をご応募ください。

質問02:

アイデア型に採択された場合、一定期間内に成果が評価されれば課題解決型へ移行できますか?移行できる場合、その期間はどのくらいでしょうか。

回答02:

アイデア型で採択された研究が、そのまま課題解決型へ移行するシステムはありません。 アイデア型の研究成果が1)宇宙探査に係る技術課題の解決に繋がると評価され、2)事業化実現性(研究終了後3年での事業化のみ込み)も認められる場合は、のちのRFPにて課題解決型として研究課題を設定し、改めて応募いただきます。

質問03:

複数の企業・大学で応募する場合、JAXAとの契約は代表企業が締結し、他の企業・大学へ再委託することになりますか?

回答03:

複数機関が参画される場合には、JAXAを含めた全機関で共同研究契約を締結します。研究費等も、JAXAから各機関へ直接お支払いたします。

質問04:

秘密保持契約書(別添3)の契約名義は、応募者個人でもよいですか?また、提出方法を教えてください。

回答04:

原則としては、所属する機関として契約していただきます。ただし、難しい場合は個人名義でも可とします。 押印した契約書2通を郵送でお送りください。