宇宙探査イノベーションハブの共同研究成果
小型衛星光通信実験装置「SOLISS」の取り組みが 2020年度グッドデザイン賞を受賞

2020年10月1日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
宇宙探査イノベーションハブ


  この度、宇宙探査イノベーションハブと共同研究した共同研究成果、小型衛星光通信実験装置「SOLISS」が、公益財団法人日本デザイン振興会が運営している「2020年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。 グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。

小型衛星光通信実験装置「SOLISS」

  • グッドデザイン賞応募名:宇宙用小型光通信装置の開発および宇宙実証[SOLISS(Small Optical Link for International Space Station)プロジェクト]
  • 応募者:宇宙航空研究開発機構、ソニーコンピュータサイエンス研究所、リコー、情報通信研究機構

  今回、応募カテゴリーの「20:取り組み・活動・メソッド」の中の「20-07 研究・開発手法」に応募しました。
宇宙探査イノベーションハブでは、様々な分野の人材や知識を集めて組織を構築し、これまでにない柔軟な研究の形を作り上げ、様々な研究開発を行ってきました。SOLISSは公的機関の知見や施設を活用し、企業の持つ優れた技術とスピード感を合わせることで従来にない速さで初めて宇宙で機能・性能実証されたその実例として、評価されました。


グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

企業の持つ技術と公的機関のリソースを使用し、スピード感を持って実証する オープンイノベションによるアプローチ、手法が高く評価された。 ともすれば実証・実装までに時間もコストもかかり、新規参入者によって敷居が高い この分野における一つの解であるとともに、 広く日本社会全体に対してイノベーションにつながる考え方を示唆しているだろう


「SOLISS」から光通信で伝送されたHD画像





関連サイト



このページのトップに戻る。